ニンテンドーときたら外せないのが「スーパーマリオ」ですよね。
左から右に進んでいくのがスタンダードなマリオを、どうやって3Dにしたのかが不思議でしたが、始めてみるとその面白さに一気にはまってしまいました。
画面に奥行きがある世界を、縦横無尽に駆け抜ける新鮮さに加え、家族や友達と一緒にプレイできる楽しさがとても良かったです。音楽も気が付くと口ずさんでしまうような、わかりやすさとテンポのよさがあります。
プレイ中には、仲間と協力したいと思いながらも、時に足を引っ張ったりで気まずい雰囲気になることも多々ありますが、それはそれで一緒にプレイする醍醐味として楽しめるものだと思います。なにより、たまに喧嘩しながらも、最後のゴールまでたどり着いたときの喜びが、すべてを帳消しにしてくれるのが、マリオの良さだと感じています。
難易度もいつものマリオらしい単純で簡単なものから、おそらくこれまで多くのゲームをクリアしてきた人でも唸るような難関コースまで豊富にそろっています。特に最後のチャンピオンシップロードまで行くと、相当練習しないとクリアできません。手元が狂って数秒でもずれると、すぐにゲームオーバーになってしまいます。難しすぎて、仲間とプレイしても、大概誰かが足を引っ張ることになるので、一人の方が良いと思うこともあるでしょう。また、一人プレイだと、カメラのアングルを自由に変えられるので、その分自分の思うように勧めやすいメリットがあります。
私の場合は、最終的にクリアしたのは、仲間と一緒にプレイのときでした。最初は足を引っ張り合いながらも、途中から、だれか一人でもクリアしてほしいという気持ちになってきて、不思議と全員で協力できるようになりました。
一人はもちろん仲間とも楽しめる、そんな魅力がこのゲームにはありました。