『デモンズソウル』

ゲームとしては、典型的な潜りゲーなのだと思います。個人的にはそのダークな世界観、中毒性の高さから「ディアブロ」及び「ディアブロ2」を強く連想させられます。とはいえフィールドは実に広く、しかも領域ごとにシームレスだし、領域間移動時のロード時間も比較的短く、プレイヤーにストレスを案じさせる要素は希薄です。

アクションゲームとして捉えてもかなり高水準で、武器や装備の配置を微妙に換えるだけで、比較的単純な操作系なからもかなり異なる操作感を味わえます。優秀なアクションゲームは皆そうですが、操作してて納得がいく!のです。操作がダイレクトに伝わる感じがあるので、何度死んでも諦めずに立ち向かえる。その「納得感のあるアクション」としての完成度の高さが、このゲーム独特のゲーム性を支えているのだと思います。

そして斬新なオンライン。オンラインゲーム本来の楽しさを「言語コミュニケーション」とは異なる領域に位置づけたのが偉い!おしゃべりするのがゲームじゃない!って感じですか。非言語は非言語で、遭遇時のお辞儀をはじめ、かなりのゲーム内コミュニケーションがとれるし、キャラクターの向こうにきちんとヒトが、見える。ソウル体等の設定も、オンラインでの楽しみかたをプロデュースするために非常に効果的に設定されており、それは黒のソウルも同じく。当初は「黒のソウル体なんて誰が好き好んでやるかよ!」と思っていたのだけど、ゲームが進むと私もどなたかの世界に侵入しまくりで(そうする必要性がちゃんと生じてくる)..

「何もかも計算され尽くされた美しさ」が、このゲームにはあります。その完成度の高さが、幾多のハードゲーマーを呑み込んでもなお破綻させない。凄い!